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子(こ)は、古代から現在に至るまで、日本人の個人名によく使われてきた接尾辞である。上古を除き、女性名に使われる〔ただし、現代においても秦建日子など稀に男性にも用いられる。 〕。時代や場合によっては、名の一部ではなく女性への敬称ともされた。中国でも若干の記録がある。 なお、「子」で終わる個人名を「子型」と呼ぶこととする〔角田文衛『日本の女性名――歴史的展望』〕。 == 日本 == === 古代初期 === 『日本書紀』の時代には、小野妹子、蘇我馬子、中臣鎌子(鎌足)、阿部鳥子など、主に男性に子型の名が付いた。 文献に残る最古の女性の子型は、『日本書紀』景行4年の「兄遠子」である〔角田文衛『日本の女性名――歴史的展望』国書刊行会版 p.49〕。当時の「子(コ)」は、「ヒメ」「イラツメ」「トベ」「キミ」と同様に、上・中流女性の実名または字(あざな)の後につける尊称だった〔角田文衛『日本の女性名――歴史的展望』国書刊行会版 p.48〕。 古くは、接尾辞「コ」を「子」ではなく「古」と書くこともあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「子 (人名)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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